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ごめんなさい。

2011/12/11 14:47
コメントを頂いた皆さま、更新を待っていて下さる皆さま。
お返事を差し上げることも更新も出来ずお許しください。実は、大けがをし、入院しています。
やっと外泊を許され帰宅いたしましたが、フラフラしています。
その上、力を振り絞って書いたコメントへのお返事も、なぜか送信できませんでしたので、このように
言い訳記事を書いています。(涙!)
そのような訳で、ブログ暫くお休みさせて頂きます。お体に気を付け、どうぞお元気に良い日々を
お過ごし下さるよう お祈りいたします。
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クッション

2011/10/28 22:09
秋の気配のせいかクラシックな感じのクッションを作ってみたくなった。
買ってきた端切れがあるから、あれで作ってみよう! 
イメージはしっかりしたブレードで周囲を縁どった物。
モスグリーンの、鉛筆よりもずっと太いブレードを探してきた。
縄のように縒られたブレードは思いのほか弾力があって手強く、土台布への止め方も緩いので、
これをきちんと挟み込む仕立ては、とても集中力がいる。

チクチクと縫っていたら、TVで北 杜夫氏の追悼が始まった。
北杜夫・・・、私の大好きな作家。彼の愛した山の匂い、昆虫をはじめとする生き物への眼差しの深さ暖かさ、
医学者として、血の通い 筋の通った物の見方、そして何よりも含羞を含んだ繊細で知的な感覚・・・。
何もかも好きだった。
そして、楡家の人々、木精、幽霊・・・・最高の文学の数々を思い出し、胸がいっぱいになった。

モーツァルトも聴いていた。ピアノコンチェルト No.9・・・、大好きな楽章が刻まれていく。
膝の上に広げたクッションにポツンとこみ上げた涙が落ちた。

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ああ、このクッションは北さんの思い出になるって思った。
このクッションに休む時、時々は北さんの作品の香気を思い出すだろうな。
くぐもった優しい声も・・・。
50cm角のクッション、縫いながら、もう満足して、誰かに上げることを考えていたけれど手元に置こう。

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もう一枚、同時に買った端切れがあった。
本当に小さな切れ端だけれど、うまい具合に なかなか凝った織物の花柄が切り取られていて
そのまま何かになりそう。
そうだ!  いつもリビングに置いている私のノートパソコンに掛けておく覆いにしよう。 
気に入って取ってあったタッセル(房飾り)も、まるであつらえたように色が合う。
ちょっと華やか過ぎるかな?と思ったけれど、上等な織物らしくしっとりしている。
(本物は写真よりも深みのある象牙色の地です)

不器用な私、珍しく二つも同時に仕上げちゃった!と大満足なのです。

ちなみにクッションもパソコン掛けもカーテンの端切れです。
クッションの方はいくらだったか忘れたけれど、多分500円以下?
パソコン掛けは覚えています! 100円でした。

今、懐かしいHTMLをコツコツ打ち込んで新しいHPを作っています。
バナーも何もかも手作りで・・・。
うまく行きますように!と願って、ふわりとカバーを掛けました。
100円の御利益はあるかな〜?

クッションは夫が気に入ったよう・・・。
大きいのと、新しくて弾力がいいのでね。 しっかり背中に当てて、目の前で新聞を読んでます。


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箱根湿生花園

2011/10/21 17:19
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朝夕の肌寒さに、深まる秋を感じますね
体の不具合をおっしゃるお友達が多くて、気にかかるこの頃です
お互いに、油断せず体調を整えて過ごましょうね

昨日は箱根の湿生花園を訪ねました
ここは、日本原産の植物を自然な姿で見ることが出来ますので
訪れるたびに心が和みホッとする大好きな場所です

草むらや林の中、沼地や乾いた砂礫の場所、それぞれの植生が楽しくて、一日いても飽きないでしょう
心地よい風と柔らかな日差しを浴びて、穏やかな一日を楽しみました

また、Webry Albumにしてみました
下記のURLをクリックして、ご覧いただけると嬉しいです。

http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/200490800f862783a55bf1eea42ffab118c63f430/464817016747719131




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一番好きな花

2011/10/08 23:24
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「今日は○○さんの一番好きな花を見つけましょうね」
写真を撮っている私のすぐ傍でそんな声が聞こえた
ここは遅咲きの花が咲き揃ったダリア園

エプロンをかけた40歳くらいの男の人が、しっかり手をつないだ相手に
そう話し掛けながら歩いて行きました
「・・・・・・」
お相手は、ちょっと背が低く、男性の胸くらい
背格好から子供かな?と思いましたが、一瞬みたお顔から初老の男性と判りました
目も足取りも虚ろで、たくさんの花に囲まれていることも意識していないのかな?

さっき、介護施設のバスが着き、いろいろな不自由を抱えた方達と
付き添いのボランティアの方達が降りてきました きっと、その中の一組なのでしょう

長いこと夢中で撮って少し疲れたので、小さなあずま屋に座って喉を潤していると
すぐ目の前のダリアの前にさっきの二人がいました

「綺麗だね〜」
先程と同じような微笑みを浮かべてエプロンの男性
お相手は、ピンクのダリアを見ています
「綺麗だね〜」
花と男性を交互に見ながら、エプロンさんが続けます
虚ろでこわばっていた影が消え、花を見ている横顔から
穏やかな気配が伝わってきます

手をつないで二人で見ているダリア
きっと二人にとって今日見た一番きれいで一番好きな花でしょう

綺麗な花を意識して欲しい!見て欲しい!
エプロンさんの優しい願い・・・伝わりましたね















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電気虫

2011/10/03 15:05
庭の青紫蘇に今年も沢山実が付きました。
夏の間、薬味に重宝した紫蘇の葉も秋風が立ち始めると白い小さな花を付けるのと引き換えに、青々とした葉はすっかり小さくなって、代わりに沢山の花の穂が出てきます。
これは、お刺身にたっぷり添えて風味を楽しんだり 天麩羅にしたり・・・葉から実への楽しみの交代です。

今日は思い立って、紫蘇の実を塩漬けにしようと思い、茂った葉をかき分けながら摘んでいると、突然手の甲や指にヒリヒリした痛みを感じました。 とても我慢できない鋭い痛みです。
見る間に何か所も赤く膨れ上がってきて焼け付くように痛いので、慌てて水を流し虫刺されの軟膏を塗りました。
(あとで、この処置は正しかったと判りました)

何だろう?と探すと、葉の裏側に、葉や花穂と同じ色の四角っぽい虫を見つけました。
あちこちにいっぱいいます。
毛虫でもなく青虫でもなく、今まで見たことの無い虫・・・、記念に写真を撮りました。

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良く見るとまだ出始めたばかりの紫蘇の花穂そっくり!
角ばっていて、茎にくっついていると見過ごしてしまう程です。そうか!この虫は長い時間をかけて紫蘇を食べて生きていけるような色や形に変化進化してきたんだ。
蝶になるのか、蛾になるのか判りませんが紫蘇が無ければ保たれない命なんだ。

モデルになってもらった2cm位の小さな虫を眺めながら そんなことを思っていたら ぽ〜んと仁丹とおんなじ大きさの真っ黒なフンが勢いよく飛び出しました。元気がいいこと!
色んな物が茂り、花を咲かせている庭に、そんな特別な植物と虫のお付き合いもあったんだなあ。
一人で勝手にガッテンしました。

でも、希硫酸を掛けられたのかと思う程の痛みはコリゴリ。
それからは、茂る葉の中に手を入れないようにして収穫しました。

紫蘇の実は全部で380gもありました。まだまだ小さい花穂が沢山付いています。
もう少し実ってきたら、今度はあの虫たちを刺激しないように収穫しよう!

紫蘇の実の塩漬けと佃煮を作り、お風呂に入ると先刻刺された所がまた赤くなりヒリヒリしてきました。
何ていう虫かなあ? 
「紫蘇に付く虫」で検索しましたら何と、その名は「電気虫」

親はイラガ(刺蛾)という蛾で、その幼虫を電気虫とか蜂熊、オコゼなどと呼ぶそうです。
Wikipediaによると、幼虫を光にかざすと全身のトゲの先から毒液が分泌されているのが見えるそうで、外敵を察知すると一斉に毒を吹きかけるのだと・・。名は体を表すとはこのことねと納得!

紫蘇にだけ付いてる特別な関係の虫だなんて思いこんだのは大間違い、柿やバラ科の木々など食樹は幅広いと。そうか、先日虫食いだらけのトキンバラの写真をお見せしましたが、あの近くに紫蘇が植わっていました。
あの虫食いの原因もこの電気虫?

鮮やかな緑色の「電気虫」は、やがてレモン色の蛾になるそうです。
紫蘇にはまだ電気虫がモゾモゾといっぱいいます。

小さいけれど、あだ名の通り、うっかりするとひどい目にあいます。
でも、触らなきゃいいのだから・・・・!
レモン色の蛾がいっぱいいても、それが飛んできて悪さをするのではないのだから、大したことはない。
 
トキンバラは少し離れた所に動かして、初めて知った電気虫 そのままにしておくことにしました。





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台風15号

2011/09/21 23:32
韋駄天とは、こんな事を言うのでしょうか?
台風15号は思いっきり吹き荒れて電車をほとんど止めて、みんなを脅かして、大急ぎで去って行きました。
子供の頃、たしかジェーン台風というのが来て父の書斎の窓ガラスが割れて雨風が吹き込み、土壁と沢山の
皮表紙の洋書が独特の匂いを放っていた事を思い出しました。

こんなに台風の威力を感じ、おびえたのは何十年ぶりだったでしょう。
風速40mの風と千の鞭がしなるように叩きつける雨。大急ぎで去ってくれたのだけが有難かったですね。

皆さまの所は被害が出ませんでしたか?

怖れていた紀伊半島の堰止湖が決壊しなかったこと、福島の原発の汚染水が溢れ出ず壊れた建屋に更なる害が及ばなかったことなど、懸念したことが どうやら回避されたようで、ほんの少し安心しました。

前回の超スローな台風のお蔭で月初めに来るはずだった札幌の孫娘の来宅が14日に延び、21日に無事
帰札しました。
小さな孫台風と入れ替わりの 本物の暴れ台風でした。

今、澄み渡った空に大きなまっ白な雲がふわりと浮かび星が瞬き、虫の音がすだいています。
午後の嵐は無かったような静けさです。
今日は寒いくらいだった気温も、明日は31度! 中止だろうと思った散策も予定通りだと・・・。

一筋縄ではいかない、気まぐれで手荒な天候に なかなか体も心も付いて行けません。

私達の列島は、大きな転換期を迎えているようですね。

傷つき荒れて傷んだ私たちの風土にこれ以上の災害が起きませんように。

今日は画像なしのブログです。

ごめんなさい!









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米ぬかを庭に

2011/09/10 23:05
やはり今年も厳しい暑さでしたね
物凄い量の降水が続いた長雨、台風、大きな災害が続き、自然の大きな変化や脅威を感じた過酷な夏が
終わろうとしています

”季節の変わり目を感じたら、庭に米ぬかを撒きましょう” 
先日 米ぬかオーガニック講座で小竹幸子先生に教えて頂きました
弥生時代から私達日本人と共に歩んできた稲の一番栄養に富む胚芽を含む米ぬかは
沢山の有用菌を育てる優れものです
稲わらに住む納豆菌や糠漬を美味しくしてくれる乳酸菌などの菌類は人の体だけでなく、土の中でも有用な微生物を育み豊かな生態系に欠かせないものですよとは「バラはだんぜん無農薬」や「無農薬でバラ庭を」の著者小竹幸子先生の教えです。その米ぬかオーガニックを実践しているガーデナー達の作る庭は
微生物も虫もいっぱいで楽しく生き生きしています

今日は私も花咲か爺さんよろしく、庭に米ぬかを撒きました

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これは大好きなトキンバラ、丈夫なバラですが、薬品の嫌いな私は農薬を使わないので虫食いだらけです

米ぬかは土にではなく、植物全体に この様にうっすらとかけるのです
背の低い植物なら簡単ですが背の高いバラや木には、テニスのトスを上げるように米ぬかを掴んで
パッと真上に放り上げてかけました。 お蔭で私も全身うっすらと糠化粧
先日行った千枚田では金色の田んぼから甘い稲の香りが漂っていましたが
米ぬかも香ばしいお馴染みの香りで包んでくれました

陽射しもきつく、気温もまだまだ高いのですが、秋の気配を感じますね
除染作業に躍起の東北の被災地、豪雨のため地盤が深層崩壊を巻き起こした紀伊半島
私達の風土にも厳しい変化が襲っています
米ぬかを浴びながら、田んぼ、畑、森林、川や海が本来の健やかな姿を取り戻しますようにと祈りました
私達の風土に合った米ぬかを活用して土を元気にしていく試み、どうぞお試しください







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大山千枚田

2011/08/31 00:00
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スコールのような雨が長かった猛暑の勢いを抑えてくれたせいか、このところやっと涼しい日もあってホッとします。誘われていった千葉県鴨川市の大山千枚田は、見事に実った稲が陽に輝き、豊饒な甘い香りを放って、収穫寸前の美しい時を迎えていました。

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斜面には大小様々な370枚の棚田が広がっています。
ここは棚田保存会という組織が、一枚ごとの田のオーナーを募り、お百姓さんの指導の下に稲を育てているそうです。

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中には本当に小さな田もあってオーナーの借り入れを待っていました。
小さな子供のいる若い家族が育てているのでしょうか?
重く垂れた稲穂が、持ち主の歓声を待っているようで微笑ましく思いました。

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バスの中から見ると、このあたりには小規模な棚田があちこちに見られました。
その周りは深い草で覆われていますが、よく見るとそれは放置された田んぼでした。
食料の自給率が下がっているのも頷けます。主食のおいしいお米作りは大変なのですね。

棚田保存会、いい試みです。千枚田のように一か所に沢山集まっていなくてもいいから、あちこちで荒れ地に戻ろうとしている田んぼを、このような都市と農村を結ぶ新しい試みの会で蘇らせて下さると有難いですね。
一口30000円(広さにより増減します)でオーナーになると種まきから収穫まで6回の作業があって楽しめるそうです。 皆さま、お孫さんたちとご一緒に田んぼでお米作り いかがでしょうか?




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塩沢湖のあたり

2011/08/26 22:37
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8月26日
天気予報は余り良くないのに、雨に降られないで済んでいる
今日は塩沢湖の周りに点在する小さな美術館などを訪ねながら、湖畔でのんびり過ごす

タリアセンと名付けられたこのあたりも軽井沢らしい自然と 高原文庫など なかなか楽しい施設がたくさんある。
深沢紅子さんの野の花美術館や、翻訳で親しんだ朝吹登美子さんの山荘を利用した鳩睡荘など
とても懐かしい
こんな古いゆったりとした時代に青春時代を過ごして良かったなあとしみじみ思った

小さなバラ園を訪ねると、斜面一杯にフシグロセンノウやサラシナショーマが咲いて
夏の終わりの色合いを深めたバラを引き立てていた

のんびり過ごしているとカメラを向けることもしなくなる
私は本当にものぐさなんだ

東京に帰ろうと高速道に乗ったら、ザアザアと降ってきた 凄い雨
帰りは私が運転する筈だったのに・・・、ハンドルを譲ってもらえないまま帰宅

緑いっぱいの高原の中で、ひっそりと心を惹かれるものに出会える所
束の間だったけれど、懐かしくて甘酸っぱい青春時代を思い出せる高原にいて体も心も軽くなった

明日からまた忙しい日が始まる
月が替わると孫娘も来る
そう、あと5つ寝たら・・・(*^_^*)




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滝巡り

2011/08/25 23:46
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8月25日
小鳥の声で目覚める
窓の近くの枝の中で忙しく小鳥が飛び交っている

カメラを持って早朝の林の中を歩く
フシグロセンノウ、ギボウシ、シナノオトギリソウ、ツリフネソウ
オミナエシ、ヒヨドリソウ・・・みんな朝露と昨夜の雨に濡れそぼって綺麗に撮れない

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朝食を済ませて、今日は千ヶ滝、白糸の滝と滝めぐり

その前に昨夜の石の教会に寄ってみる
夜とは全然違う趣のチャーチ こちらも去り難いくらいホッとする

二つの滝を見た後、雲場池、見晴台と欲張って林の中を歩き回る
立派な別荘の小道や、山の方に続く道をノンビリブラブラ
私は自然の中をを歩くのが本当に性に合ってる
とても調子がいい・・・・とは言いながら、夫には遅れてしまう
昔は彼の歩幅に遅れるなんてなかったのになあ
昨日は初秋の浅間山に私達を重ねて見たけれど、やっぱり私は秋にはまだ早い
もう少し溌剌とした季節でいよう!と思った。
 










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浅間山

2011/08/24 22:14
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8月24日
夏山に夢中な夫が やっと付き合ってくれたので軽井沢を訪ねました

晩夏の浅間山が、うっすらと秋の優しい色を帯びて迎えてくれた
少し角度は違うけれど、小さいとき眺めていた故郷の山

「夢はいつも帰って行った 草ひばりの歌い止まない静まり返った林道を・・・」
若い日に読んだ詩人の言葉に乗って、私の心も懐かしさでいっぱいになる

いつの間にか70代になって、故郷の山に向き合っている
「ああ、黒斑山も近いなあ 登りたいな〜。 本当ならば私、こんな山裾にじっとなんてしていないわ」
「いいえ、休みに来たのでしょう? 山登りは、もう充分楽しみましたよ」
そんな心の声を聴きながら、あちこちに車を走らせて浅間山を眺める
林に分け入り、空を眺める、野の花が揺れている

眼を上げると、紫を帯びた静かな山肌が秋を告げている
いい季節だな。山と私と相棒が静かな季節に重なって見える

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夜は2,000個のランタンが高原の林の中や教会の内外に灯されている高原教会に行く

内村鑑三を記念した石の教会も同じ敷地
深いしじまの中に佇んでいる

天井は蒼穹(青空)、床は青い野原、楽器は松の梢、
祭壇は山の高嶺、説教者は神様自身・・・。
教会という建物や様々な制度が無くても、たとえ信仰が無くても
神が造られた宇宙が、天然がある。これが、無教会信者の教会である
それが内村鑑三という基督者の考え、教えであると・・。

資料室の展示を丁寧に見て行くと、不信心な私でも心を打たれ
言葉通り星空が見え、水音の静かに響く石の礼拝堂の中に暫く座っていた
石なのに不思議に暖かく 気分が寛いでくる
あの柔らかな居心地は何だったのだろう
信仰って説かれるものではないのだな
不信心な私に、そんな風に感じさせた記念堂
内村鑑三という人の思想に少しばかり感化されたのかな?








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ボーリング

2011/08/19 22:52
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久し振りにボーリングを楽しみました。
「ボーリングなんて何十年ぶりよ!」 「あら私も!」なあんて言葉を真に受けて、結果は?
惜しくもブービー賞を逃しました(>_<);;

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使ったボールは9ポンド、2ゲームでストライクは2回、でもその次が続かず得点が伸び悩みました。
私がプレイしたのは、須田開代子さん、中山律子さんというプロボーラーが活躍していた頃です
って言っても今の若い方々は知らないのでしょうね。

その頃、ボーリングに行く前は鏡の前で どうしたらチラリストにならないか
ミニスカートを気にして丹念にフォームをチェックしたものでした

最近のボーリング場の明るくて、スマート(古いなあ!)な仕組みや
ゲームの途中で全てのレーンで一斉にプレイをやめて、小さな賞品を競うゲームが始まったり・・
遊ばせ方も上手になっていますね。
おかげで浦島おばさんは幾つか若返りました(本当?)

今度は10ポンドのボールを投げてみよう! 
ちょっとマイブームになりそうな気がします。




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酷暑

2011/08/14 23:57

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立秋を迎えたころから、夜の虫の音が賑やかになってきました
なるほど、もう秋なんだな〜と感じますが、日中の暑さの厳しさには参りますね

夕方のTVの天気予報では、翌日の「熱中症予防情報」という表が出ますが
首都圏では、このところずっと こんな厳重警戒と危険のマークいっぱいの予告が続いています
今夜のは、まだ「厳重警戒」という部分がありますが、時々、全部が「危険」一色になることもあります
とうがらし色の顔、インパクトがありますね
余程気を付けていないと室内にいても熱中症なってしまいそうな暑さです


私達は、夏の暑さを こうして凌いでいますが
被災地の皆さまは、この暑さの上に、被災の悲しみや苦しみ、生きる手立てや見通しの不安、
復興の遅さ、放射性物質の怖さなど私たちの想像を超えた困難に耐えているのですね

ここ数年見慣れた この真夏の熱中症予防情報ですが どうしても今年は
暑さの上に、被災地や避難先にいらっしゃる皆様の苦しみが重なってしまいます

待たれるのは涼しさだけではありませんね

初盆を迎えた各地の様子がTVで紹介されていました。
何も出来ない私ですが、せめて御霊に蓮の花をお捧げし、
耐える時間が早く去り 一日も早く復興できますよう お祈りします


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8月の日曜日

2011/07/24 17:34
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庭の隅にカサブランカが咲いている

ヘリアンサスレモンクイーンも軽やかな色合いで寄添っている

セインテッドゼラニュームの臙脂、ロベリアの青・・・いろいろな花が小さな藪を作っている

鈍く曇った静かな日曜日

今年は蝉の声が聞こえない

代わりに鶯や、甲高い大陸からの鳥の声が鈍色の空に響く

3月のあの日以来、低奏する重い音が心から消えたことはない

絶望でも悲嘆でもなく、静かに大きな事実に向き合い 寄り添う

暮らしの中に出来るだけたくさんの被災地の物を祈りを 取り込む

これからも ずっと・・・・

小さな私の庭の花たち

つつましやかな祈りが、消える事のない願いが・・・咲いている










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つながれた日本丸

2011/07/20 23:59
7月18日は海の日でした。
未明の3時半に起きて、なでしこジャパンが世界一に輝くのを見届けて桜木町へ。

ニコンクラブの講習を受け、午後は皆でみなとみらいに繋がれた日本丸を見に行った。

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海の日ということで、総帆展帆と言って29枚の帆を全て掲げ、満船飾と言って船首からマスト頂部、船尾を国際信号旗で飾るという、一番フォーマルな装いで浮かんでいた。

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登檣礼と言って、いつもは「海の日おめでとう」という掛け声をかけるのだそうだが、今年は東日本大震災を
受けて、「東北復興」「がんばろう」「がんばろう」というチアリングに変更したという。

美しい帆船 日本丸は1930年生まれ、2,278トン、全長97mの姿を、みなとみらい地区の旧三菱重工業の
1号ドックだったところに係留されている。

ドックの周りを回ったけれど、どこから撮っても背景には高層ビルが写ってしまう。

ランドマークタワーやホテルなどの高層ビルの谷間につながれた帆船は、ちょっと痛々しく見えた。

こうして大切に繋がれているけれど、そして美しく堂々とした姿は その華やかな全盛期や、物資輸送船として

国のために働いた歴史の重みを物言わず語り掛けてくるけれど、日本丸はどこまでも続く青い海原が似合う。

そんなおしゃべりをしていたら、なんだかクラクラして来た。

3時半から起きていて、この陽射しの中だもの、日本丸よりは少しだけ若い私 ばてても仕方ない!

そう思ったら、ますますフラフラして来た!

カメラも何も急に重くなって、青息吐息やっと家にたどり着きました。huu~






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世界一!! なでしこジャパン!

2011/07/18 07:35
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おめでとう!
女子ワールドカップで、なでしこジャパンが優勝しました。
先制点を取られては追いついて1:1で延長戦に持ち込み、また1点取られ・・・、やられたか!と思ったら
又追いつき、手に汗を握るPK戦に持ち込み・・・一度も勝ったことのないアメリカに最高のステージで勝ち、
ゴールドの輝く優勝杯を手にしましたよ。

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主将の沢選手は、この大会単独首位の得点王でMVPに輝きました。
ワールドカップ出場5回、素晴らしい選手ですね。一番若いゴールキーパーも落ち着いていて頼もしかった!

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最後まで焦らず諦めず、強豪アメリカを凌いだ精神力と技術に拍手します。

あ〜! 素晴らしい! ありがとう なでしこ!

頑張った日本に拍手します そして今 私達も前に進む勇気をもらいましたね。
嬉しい朝です。




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私の猛暑対策

2011/07/17 21:57
 
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厳しい暑さが続いています。お元気ですか? 
暑いせいか、今年はスイカが甘くておいしいですね。

節電に協力しながら、でも熱中症で倒れないようにと頑張っています。今日は、そんな私の暑さ対策の幾つかを紹介しますね。

まず、室外からの熱射は開口部の外側に立てかけた「立てかけシェード」で遮ります。
オーストラリアのテント生地のメーカーが作ったこの遮熱生地は、日射熱34%、紫外線89%をカットしてくれる・・・とは、販売元の通販生活の説明です。
ギラギラした陽射しが、柔らかい浅緑色のシートでカットされると木陰に入ったようでホッとしますし、実際とても涼しいので、ここ数年 使っています。丈夫で軽くて収納も楽なのもいいです!

部屋の中では扇風機が大活躍。 どこにでも持って行けるのも有難いですね。

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さて今年から寝る時は、はやりのジェルパッド(おでこに貼る熱冷まシートの大型のような物)をシーツと枕カバーの下に敷きます。敷く前に少し扇風機に当てておくと冷たさが増します。
横になって「気持ちいいな〜」と思いながら、コトンと眠ってしまいます。
冷たいのは、その時だけで、時間が経つとジェルが温まって涼しさがなくなるという意見もあるようですが、
我が家は二人とも寝入ったら朝まで目覚めないので、いい評価。
寝つきが悪いと快適感が違うのかな? 

昼間は首に冷感ジェル入りのチーフを巻いています。
軽く水につけるとジェルが冷えてかなりの時間効いているので、庭仕事や運転するとき助かります。
このジェル製品は、いろいろ出回り今年のヒット商品ですね!

お昼はあっさりした稲庭うどんに限ります。
ささっと軽く済ませましょう!というつもりで茹でるのですが、つい毎日 付け合せにたくさん夏野菜の天麩羅を揚げてしまうので困ります。
つやつやした茄子、すらりとしたインゲン、紅い皮も綺麗なサツマイモ、大好きな生シイタケ、
こんなに大皿いっぱいを お昼ごとに食べていたら・・・とビビりながら、時間が来るといそいそと(>_<);;

熱中症を心配して息子たちが「熱中対策水」という物々しい飲み物を持ってきてくれました。
主原料は深海水というだけあって、ちょっと塩の効いたスポーツドリンクです。
暑い夏はカルピスや麦茶を飲んでいましたが、世の中は変わるものですね。

若いころは一番暑い日を狙って リビングのワックス掛けや、カーテンの洗濯などに張り切っていたものですが、
もう、とてもそんな意欲はありません。
こうして、いろいろな新製品に助けられながら、上手に暑さをいなして外出日と秋に備えています。

さあ、今夜半には、いよいよ なでしこジャパン対アメリカ戦です。
これから大急ぎで3時半までの6時間 眠ってから応援します。
熱くなりそうですね。
では、おやすみなさ〜い!
















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あじさい七様

2011/07/11 10:33

梅雨が明けたばかりなのに、凄まじい暑さが続いています
お元気でお過ごしでしょうか?
先日、鎌倉を訪ね極楽寺から成就院、長谷寺のあたりを歩いた時
目に留まったアジサイのうち7種ほどご紹介いたします

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小さなお御堂の前庭に・・
四葩(よひら)という 優しい響きのあじさいの古語を思い出しました


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見慣れたオタフクあじさい、本当の名前はウズアジサイですって
お寺の庭にあると いっそう福々しく見えます

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由比ヶ浜の海岸に遊ぶサーファー、静かに打ち寄せる波。
今、この時眺める平穏な海・・・。
3月前の災害を思いながら思わず心の内で掌を合わせました
門前に続く108段の石段の両側には般若心経の文字数と同じ262株の紫陽花を植えてあるそうです
アジサイに目を輝かせながら参道を行く、たくさんの人、人・・
なぜか胸がいっぱいになりました

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広縁に境内で咲くアジサイや山百合が活けてありました
早朝に手早く清掃を済ませ、ささっと活けたのですね
手慣れた手向けの仕方 感心しました

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長谷寺に向かう途中の曲がり角
赤いポストと古い道標 見慣れたアジサイがお似合いでしょう?

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名前はダンスパーティ これもアジサイです
古都とこの派手な花 楽しい取り合わせですね

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 極め付けのアジサイ
加茂花菖蒲園作出 長谷寺にて命名 かまくら・・・と。
藍、群青、ラピスラズリ・・・あらゆる青の美しさが結晶しています
クラクラっとするくらい好きです!

古都のあじさい、お楽しみ頂けたでしょうか? いささかでも暑気払い・・して頂けたら嬉しいです。







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Three Roses

2011/06/30 23:51
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あっという間に6月が過ぎようとしています。
ご無沙汰をお許しくださいね。

今日は夕方 激しい夕立
雷様が去った後 たくさんのバラの花がらを剪定しました

6月はバラの月
私の庭も、沢山のバラが咲き、雨に打たれ・・、
シーズンを終えようとしています

何軒もの素敵なバラのお庭に招かれました
次々に素敵なガーデニング ショップに連れて行ってもらいました
欲しかった花やグリーンを探してきて頂きました

み〜んな優しい私の庭友達
いいえ、ガーデニングのお師匠様で
私の庭の強力な助っ人

感謝をこめて、それぞれにバラのネックレスを作りました

ありがとう!
これからもよろしくね!




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一歳の お弁当バッグ

2011/06/12 21:07
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孫娘が1歳になり、お誕生日の日のママのお手製のランチの写真が届きました。
毎食の丁寧なお食事作り ごくろうさま!
心の籠ったお誕生日のランチ 小さなホットケーキで作ったバースデイケーキ。
ちゃんとイチゴも小さく切って・・・(*^_^*)
忙しいママ、頑張っていますね。

この頃、市のべビー教室にも行き始めたそうなので、キティちゃんのお弁当箱を買って送りました。
手のひらに乗っかるほど小さくて、かわいいこと!
超不器用なおばあちゃんですが、お弁当袋と小さな肩掛けバッグも作りました。
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バッグにアップリケしたワッペンは、素敵なブログ友のikako-27さんに教えて頂いた
中村ういさんのチャリティワッペン「希望のしるし」です。
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四葉のクローバーに縫い取られた「希望(hope)」の文字と幸運を運ぶテントウムシ。

1歳のあなたは、まだ何にも知らないけれど 今 世界中の人たちが、大きな災害にあって辛く悲しい思いをして
いるたくさんの人たちの事を心にかけ応援しています。

愛らしいワッペンをここに付けたように、おばあちゃまも沢山のお友達の「今 何かしたい!」という心に触れ、
小さくても出来ることを!って、いろいろな働きを知りました。

この間から、お仲間ドリトル(do! a little!)で集まったお金を あしなが基金っていう
お兄さんやお姉さんたちを応援する所に20万円づつ3回送ったり、
ユニクロで買いそろえたTシャツを被災地に届けたりしています。
欲しい物を、ちょっとだけ我慢して・・・。

これからも、ず〜っと出来ることを少しづつするのよ。

バッグについている小さな「希望のしるし」の葉っぱのように
み〜んな根元でつながって、きっと希望が実現しますようにって願いながら・・・・。




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涙のわけ

2011/05/30 23:36
台風2号は温帯性の低気圧となって関東地方を抜けました。
でも前線と一緒になった雨雲の勢力は衰えることなく、震災の被災地を襲ってしまいましたね。
浸水した画面を見て、胸が痛みました。 

心にかかっていたことが一つありました。
1カ月前、内閣官房参与に任命されて間もない東大大学院教授の小佐古さんが辞任される時、流された涙です。
子供達への放射線許容量 20ミリシーベルトというのは到底認められない・・・と話している途中でした。

20ミリシーベルト・・・その数値がどのくらい認められない数値かは、私はまだ判りませんでした。
何も判らないから、「大丈夫だよ!」って騙されるのは嫌、「怖いぞ〜」って煽られるのも嫌ですから、一生懸命に知ろうとしましたよ。
同じような事故の有ったチェルノブイリ原発事故の その後の影響など、目についたものを良く読むようにしているうちに、子供たちが浴びる1年間の放射線20ミリシーベルトって、とんでもなく怖い数値だと判ってきました。
大人でも、この数値は異例な量だということも。

文部科学省は、やっと、「福島県内の学校で子どもたちが受ける放射線量を今年度は、当面、年間1ミリシーベルト以下を目指す」という目標を示しました。

目指すのでは無く、1ミリシーベルト以下を維持しますって言うべきだなあと思います。
何年もかけてはいられないのです。目指しましたが想定外に時間がかかり成果が出ませんでしたなんて困ります。

福島での汚染地区の危険度を赤や黄色で示した分布図がありますが、10年後のチェルノブイリでは、高濃度汚染地区と、近隣のいわば黄色で示した地区との人の放射線の汚染度は、まったく違わなかったそうです。

放射能から小さな子供たちを守るために、被災地の子供たちをを受け入れている山梨の人は語っています。
10年後に、あの時は大騒ぎして無駄なことをやっていたと非難され、笑われてもいい、だけど放射能が良い影響を与える訳はないでしょう? どの位怖いか判らないんだから、危ない地区から子供を守りたいのです・・と。

私もこの考え方に賛成します。
放射線への感受性が高く、これから何十年も生きていく子供達に蓄積される放射能を考えると、当分の間 疎開させて子供たちを放射能から守って欲しいと思います。

政府から「環境、放射線、住民に係わる部分」といった『放射線防護』を中心とした部分を提言をしてほしい」と要請され、引き受けたけれど、一度も会議を開くこともなく電話と数人の顔合わせだけで、あっという間に、子供たちを危険な数値にさらされるような決定をされたことに対し、良心から引き下がる無念さと怖れからの涙だったのですね。
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そんな時、mismis10さんのブログで、こんな記事を読みました。
お許しを頂いたので転載致します。 少し長いので、短くさせて頂きました。

放射能の深刻な影響の事、あえてここには書きませんでしたが、今、子供たちを危険な場所から遠ざけることを
もっと考え、実行しなければと思います。

関心のある方に、是非 この提言を読んでいただきたいと思い転載しました。


* * * * * * * * * * * * * *

<お子さんをお持ちの方へ>  早尾貴紀(東京大学研究員)

福島県でお子さんをお持ちの方々へ、教育関係者へ、また、上記に該当する友人をご存知の方は転送して知らせてください。 (宮城県南部・茨城県北部もあてはまるかもしれません。)

お子さんを保育園や小中学校に子どもを行かせていいのか、不安に思われていることと思います。
私は、福島県の生まれ育ち、宮城県在住で、7歳の子どもがいます。
最初に書いておきますが、私自身、その子どもを関西へ避難させています。

3月中は私がいっしょに、4月からは里親さんに預けるかたちで関西で小学校に通わせています。
たまたま疎開ということになりましたが、その前から、被曝を避けるためなら一ヶ月や二ヶ月、学校に通わなくてもいいだろうという気持ちでいました。

文科省が学校活動に関する放射線量の基準を示しましたが、これは子どもの健康を守るための数字ではなく、
避難させないための数字です。
避難にともなう費用や賠償を避けるという、国の都合を優先させました。
文科省は、子どもを守ってはくれません。
指示を待つのではなく、自主避難することを勧めます。

避難がとても難しい決断であることは、私も承知しています。
しかし、福島県が測定している各学校の放射線量は、通常の安全基準をはるかに越えています。
放射線を扱う研究所などで、管理区域として従事者以外立ち入り禁止とされるのは、年換算で5.2ミリシーベルト、時間当たり0.6マイクロシーベルトです。

この放射線管理区域には、専門の知識を持った大人でも必要最小限の時間しか入ってはならず、18歳未満は完全に立ち入り禁止なのです。

これは小さな子どもに対して許される許容量ではありません。
放射線管理区域をはるかに越えて、大人でさえも十分に危険な水準であり、通常の原発労働者の被曝上限と同じなのです。

心配しながらそこにとどまるよりも、まずはいったん外に出て、安心して戻れるようになったら戻ればいい、そういうふうに考えて、ひとまずお子さんを外に連れ出すことをお勧めします。

県外に頼れる親族がいないという方には、自主避難でも受け入れられる家屋提供が実はたくさんあるので、その
情報を下に記します。
条件が合いそうなところがあったら、まずは相談をしてみる、ということでもいいと思います。

   *   *   *   *

「震災ホームステイ」
 http://www.shinsai-homestay.jp/

「被災地のママと受け入れママをつなぐサイト」
 http:// www.mam atomama .info/

「母子疎開ネットワーク」
 http:// hinansh ien.blo g.shino bi.jp/

「相聞歌 〜東日本大地震 被災者受入情報サイト〜」
 https:/ /sites. google. com/sit e/soumo nka3814 215/

「つなぐ光」
 http:// tsunagu hikari. jp/

「赤ちゃん一次避難プロジェクト」
 http:// baby.wi ez.net/

「心援隊」
 http:// kajipit o.net/s hinenta i/PC/

「原子力行政を問い直す宗教者の会」
 http:// gts.muk akumuhe i.net/

   *   *   *   *

 また自治体関係でも、原発不安による「自主避難」に対応しているところがあります。

 例えば、

「能代市:地震被災者及び原発避難者の受け入れについて」
 http:// www.cit y.noshi ro.akit a.jp/c. html?se q=4537

「南魚沼市:東北地方太平洋沖地震の避難者受け入れ」
 http:// www.cit y.minam iuonuma .niigat a.jp/si te/toho ku-taih eiyooki -jishin /shien- center0 324.htm l

「愛媛県:被災者向け支援情報」
 http:// bosai.p ref.ehi me.jp/h igai/23 /sumai/ jyutaku shien.h tm

「鳥取県への自主避難をお考えのかたへ」
 http:// www.pre f.totto ri.lg.j p/dd.as px?menu id=1557 36

などなど。

 個別に相談すれば、窓口で柔軟に対応するという自治体もあります。
 以下から探してみるのも一方だと思います。

「みんなでつくる震災被災者支援情報サイト」
 http:// sites.g oogle.c om/site /minnad ewiki/h ome/pct op/kiho n/accep t

* * * * * * * * * * * * * *











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アンナの光

2011/05/19 23:51
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5月18日 美術館の仲間と千葉県佐倉にあるDIC川村記念美術館を訪ねました。
美しい庭園の中に佇むような現代アートの美術館。
知らなかった画家ばかりでしたが、軽い衝撃と共に しっかりとした強いメッセージを受け止め、
心を預け遊ばせました。楽しい経験!

一番、印象に残ったのはバーネット ニューマンという人の「アンナの光」
ニューマン ルームという特別室に飾られた6,1mx2,8mの大作です。
深く複雑なボルドー色に塗られている作品に合わせて設計されたニューマンルームは、
左右に樹々の新緑が微かに透かし見える大きな窓があり
白い壁と緑の木々に賛美され祝福されるように「アンナの光」が飾られています。

誰もが惹きつけられてしまう静かな力強い波動が伝わってきます。
仲間も、数人のお客様も 深い呼吸と沈黙の中に佇んで、作品からの強い波動に浸っているようでした。
圧倒される訳でもなく対峙させられるのでもなく・・・と言って好きだとかいい悪いなんて感想を越えた存在そのもの
内面の深い物をしっかり受け止めてくれる確かさ、強さ、柔らかさが、
そこに佇むものの存在と一体になってくるのが伝わって来る。

マーク ロスコという人の作品も、フランク ステラも 面白く楽しかった。

未知だったアートとの対話は文句なしに愉しくスリリングですね。

何度でも、その前に立ちたいと思える作品に出会える幸せ。
だから美術館めぐりはやめられないのです。





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華やかなガーデニングショーの中で

2011/05/16 23:02
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5月らしい気持ちのいいが日和が続いています。
今年で13回目の国際バラとガーデニングショーが始まりました。

今年のテーマは「印象派の庭」
そしてもう一つ Roses for Love 東日本大震災復興支援です。
会場内には被災地へのチャリティのバラや出店も多く、Roses for Loveと書かれたシールが色々な所で
使われています。皆の心が一つになって、いつもとは違った思いが満ちているように感じました。
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華やかなテーマのガーデンが並び、様々な生産者がバラや宿根草を出品しています
そんな中に、あの災害で出荷目前だった3万株のバラや70万株のシクラメンなど 
全てを失ったという大森プランツという会社もあることを知りました。
会社は、原発の半径20キロの警戒区域内にあり今は避難中。

これからの花作りも、今回のガーデニングショーへの出店も全てを諦めたそうですが、委託した生産農家が
警戒地区に残って育ててくれた2000株のバラがあることを知り、それを生かさなければと出品したそうです。

細面に髭の似合う、まだ若い社長さん。
真っ白なシャツ姿もきりりとして、同じくまっ白な「ガンバレ福島!」の張り紙が力強く見えました。

今、活躍中のガーデナーも それぞれの庭の前で質問に答え作品を解説しています
顔なじみの今を時めく吉谷桂子さん、山田ケイさん、小山内健さん、河合伸志さんに交って
若いガーデナーの緊張気味の顔も初々しく、作品も見どころがあって楽しめました

寄せ植えコンテストのゴールドメダル、シルバーメダル受賞者はブログ友のkadononekoさん切り花部門のグランプリと準グランプリ受賞者はバラのお仲間
アレンジメントで昨年グランプリに輝いたN氏の作品も飾られていて
矢張り、気持ちが浮き立ちます。受賞作は完璧でため息が出ます。おめでとう〜!

ちょっとふさぎがちだった気持ちが、友達とのおしゃべりや花のハーモニーとその香りで柔らぎました

家に帰る途中、小さな公園を通ったらヒメジオン、ニワゼキショウ、クチベニ月見草にムラサキサギゴケ、
ニガナが咲き 小さな草の実が実り、タンポポの綿毛が飛んでいました。

華やかに見えたガーデニングショーの趣向を凝らした庭が目指していたのは
ここにある安らぎと自然だったのだな。
暫く立ち止まって、風に揺れる花や草の実や木立を眺めました

行って良かった! 被災した方々も、それぞれの場所で小さな花や草の実に そよ風に
束の間、心を和ませられますようにと願いました。


メモ代わりに、またWeb Albumを作りました。
どうぞご覧下さい。
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/200490800f862783a55bf1eea42ffab118c63f430/239327015594555031





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馬事公苑に遊ぶ

2011/05/11 23:45
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ゴールデンウィークの一日、世田谷の馬事公苑を訪ねました
5月3日からの3日間 毎年ホースショー(日本馬術連盟公認競技会)が開かれるそうで
家族連れや愛好家で和やかな雰囲気の中、競技やショーが行われていました。

芝の上を走る馬、緑陰に憩う馬、人と馬がぴったりと心を通わせている様子
心に響き楽しかった!
馬事公苑、お気に入りの場所になりそうです。

よろしければアルバムをご覧ください


馬事公苑アルバム
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/200490800f862783a55bf1eea42ffab118c63f430/07659013240215031



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覚悟・Songs for Japan

2011/05/06 23:49
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今日は、母の日をちょっと早めて横浜の中華街に誘われ、食事や散策を楽しんで帰ったらAMAZONから2枚組の
CD Songs for Japanが届いていました。
ジョン・レノン、ボブ・ディラン、マドンナ、スプリングスティーン、レディ ガガ、ボンジョビ、クイーン、スティング等の私の世代でも良く知っている、あるいは余り聴いたことはないけれど名前は知っている歌手や、全然知らない歌手まで37曲の日本への応援歌が入っています。

一番最初はJ.レノンのイマジン・・・、必ずしも災害へのメッセージではなく平和や人種問題などを歌う物も含まれていますが、これだけの歌手が今、日本を応援するために立ち上がり、全ての売り上げを日本赤十字社に寄付しようとしてくれている事、迫力のある歌に励まされます。

帰宅してTVをつけたら、首相が静岡にある中部電力浜岡原子力発電所の全ての運転停止を要請したニュースが流れていました。
東海地震の発生が確実だと考えられているのですから、その地震帯の真中に位置する浜岡原発へのこの措置は当然だと、ほっとします。
地元の市長は、多額の原発交付金が無くなった時の財政をどうしてくれるのか!と怒っていましたが、人の命の重さ安全に暮らすことと財源、どちらが大事なのか誰だって判りますね。

たくさんお金をもらって原発と共に暮らしていても、東海地震が来れば原発は深刻な事態におちいり、あなたの市民は、そこには住めなくなる、市の機能は壊滅状態になる。何もかも・・・本当にすべてを捨てなければならなくなるのに・・・。 市長として今、財源!の懸念しか浮かばないとは・・・。
健康で文化的な暮らしの実現のために首長に託された一票の重みを実感します。
ただ不自由な暮らしを我慢するだけではいけないのですね。自治のあり方を決めるのも私達。

思い切った節電だけでは賄えない電力不足は、生産、製造、流通、貿易などにかつて無い深刻な影響を生みます。
原発関係の企業からは多くの失業者が生まれ、原発交付金に頼ってきた地方自治体の財源も失われれば大きな影響が出てきます。

ガンバレ日本!・・・世界中から寄せられる支援に応えていくのは、本当にこれから・・・。
潤沢、贅沢、安逸な暮らしに慣れた私達にとって、ある意味では戦争に負けて瓦礫の中から復興した時よりも厳しい状況です。
単にガンバルという精神主義だけでは乗り越えられない、事実からしっかり学び見つめ続け、私達も忍耐を引き受け、犠牲を担うというしっかりした覚悟が必要なのはこれからだと思った夜です。




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森の木琴

2011/04/30 21:55
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楽しいムービーを見つけましたのでご紹介します。
山の傾斜を利用して、森の中に階段状に作られた44mもの長い巨大な木琴です。
木琴の製作・設置の監督は菱川勢一氏。

一番上に置かれた木の玉が転げ落ちていくと、自然に音楽が奏でられ 静かな自然の中に素朴な音が響きます。
聞こえてくるのはバッハのカンタータ147、主よ、人の世の喜びよ

森の木琴どうぞ、お聴きください。

小さな?木の玉が、大きな任務を負わされて一生懸命下りてくるように見えて、じっと見守り
トレモロの生まれる仕組み、絶妙に入る鹿の鳴き声に感心し、引き込まれてしまいます。
これは、docomoの木製の携帯 TOUCH WOOD SH-08C(限定15、000台)のweb プロモーションムービーです。
昨年末から九大の学生、サウンドアーティスト、大工など40名のスタッフが企画、製作に掛かり切り
最後の設置には1週間、山に籠って作ったそうです。大変だったでしょうね。
一番最後、コロンと転がった玉の横にユニークで素敵な木の携帯があるのも・・・広告とはいえ お見事ですね。

映像はNewYork Timesのブログでも絶賛され、あちこちで話題になっているようです。
間伐材の使用は森林の機能を守ることによって豊かな生態系を維持していく為にも、とても大切で
有用な試みです。 
日本ならではの発想と優れた技術によって四万十のヒノキ材で作られた携帯電話
坂本龍一氏など5人の発起人によって作られた森林を守るプロジェクトも
この「街から、森をハッピーに」の構想に係っているそうです。
大量生産できないので、1,500台くらいずつ 何度かに分けて発売されるようですよ。
右利きにも左利きにも、スムースに使えるように配慮したそうですが、思わず手に取りたくなる魅力がありますね。



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花押し付けびと

2011/04/27 22:33
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花を押し付ける人って・・・?私の事です。
お庭のデザインは何年間も決まらず、花友達をやきもきさせていますが花は次々に咲いてくれます。
百以上の花をつけたクリスマスローズが2鉢、20〜30輪咲かせるものなら10種類くらい?
庭に地植えの物も、旺盛に花を咲かせています。
早く切らないと種が弾けて 庭中クリスマスローズだらけになってしまうので
思い立った日に ひたすらチョキチョキと花を切ります。
そうやって切ると、いくつも用意した花瓶はたちまちギューギュー詰めになって最後はバケツが登場します。

クリスマスローズは時が経っても枯れたり散ることもなく、花はしっかりしたまま色合いが変わってゆき、 
それもなかなか綺麗で捨てがたい美しさがあります。
切ったものの花瓶は重すぎる花にひっくり返りそう! 置き場もありません。

そこで! 花押し付け人になります。

長期不在だったお隣さんが、一時帰宅なさいました。
お庭で草むしりをしているご主人様に「お帰りなさい! もうお墓参りにいらしたのですか?」
「いえ、明日息子の車で行こうと思ってるのですよ」「あら、ではこのお花を少しお供えください!」
と、一束。

「Taoさ〜ん、おはよ〜」と物干場から声を掛けてきたお向かいさんに一束どさっと。

それでもまだピンクの大好きなクリスマスローズも山ほど残っています・・・。
最後の手段は獲物・・・いえ、どなたかが通られるのを さりげなく待ちます。

腕組みをした女の人がすたすたと大股で下を向いたまま坂を上ってきました。
「あの、これよろしければお持ちになりません?」いきなり声を掛けられたので「んぐ!」とビックリして変な声の返事。
眼は大量の花を見ています。「いいんですか?」 
暖かい日なのに茶色のコーデュロイのコートを着た人は組んでいた腕を解いてくれました。
「種が付き始めた物があるので外しましょうね」「種?蒔けばクリスマスローズ生えるんでしょ。種のも下さい」
初めてニコっと笑ってくれました。種を蒔くって聞いた私も嬉しくなってニコっ!
それでも、綺麗なのだけ選り分けようとしていたら、「今、友達の家に行くところです。二人で分けますから
全部下さい」  いい貰い手です!
包みますから!というのを、いえ、すぐそこですからいいですと そのまま花を抱えて行かれました。
やれやれ、兎に角 今日も大量に出たクリスマスローズは片付きました・・・・。

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百以上の花をつけていた鉢も、花を全部切り古い葉を切り落とすと、生まれ変わったように若々しい姿になりました。
あれ!まだ地植えの大株が・・・(>_<);;;

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押し付けびとから3日目の今日は、地植えのクリスマスローズと庭の隅に放っていたシンビジュームの
見落としていた花を切りました。 これも花瓶にバシバシと突っ込んで、パチリ!

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短い花をまとめて洗面所に・・・あんなに押し付けてもまだ家中がクリスマスローズ一色です。

クリスマスローズ、バラの時期、年に何回かこうして”花押し付けびと”になってしまう私です。






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葉桜の頃・福島発ブログ

2011/04/21 23:17
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昭和記念公園の木々の芽吹きを見てきました。
色も形も様々に吹き出した新芽を眺めるのは、毎年のことながらドキドキする楽しみのひとつです。
遅咲きの桜も散り始め、桜吹雪が舞いかかります

花びらを放った後の葉桜
今年は桜を待つ気持ちも、花見の頃を推し量ることもなく終わってしまいました。
花びらをすっかり落とした赤い花托や萼をこれほど沁みじみと眺めた事があったでしょうか?
でも、来年は いつものように楽しんで開花を待ちましょう!
お花見はどこに?桜を撮りに行くのは、いつ?と心を弾ませて待ちましょう!
日本中のみんなで!
もう、こんなに気もそぞろ、胸傷み、恐怖や怒りに震える春はたくさんです!
完全でなくてもいい、時間の掛かることだから
でも、明るい目途が付き、希望を持ってみんなで桜を待つ春を迎えたいと思います

福島原発の近くに住み、降ってわいたこの災害の中で大きな影響を受け、
並大抵ではない不便で理不尽な思いを味わい体験しながら 日々の思いを綴っている素敵なブログに出会いました
ご主人は、あの災害から 職務に着かれたまま、未だに早朝から深夜まで不休で働き続けられ、ご自身は
3年来介護の必要なお母様と、幼い甥や姪の面倒を見ながら Here,I am・・・・まさにそのブログ名のとおり健康でしっかりとした暮らしを紡いでいらっしゃいます。
離れていてさえ、行政や流通の混乱には驚きと憤りを覚えますが、現地の方々が味わう困難や理不尽な思いは察してあまりあります。
この災難以来、怒ってばかり・・と仰る mismis10さんですが、彼女は、

”日常をブログに書く事で、こういう思いをしている主婦の目線を、誰かが知っていただけたら、
それも何かの役にたつのではないかとただそう思って書いてます。
ほんとに、文章も未熟で誤字脱字も多いかと思います。でも自分の言葉で伝える重要性があるかと思ってます”

と、書いて下さいました。
mismis10さんのブログです。赤字をクリックしてご覧ください。Here I am
震災直後からの彼女の記事を拝見すると、災害後の福島での過酷な暮らしの様子が良くわかります
そして、この御しようのない、恐ろしい原発を廃炉にしてほしいという切なる思いも痛いほど伝わってきます
そのためのWebからの署名にも参加できます。
良き生活者からの、この災害レポートに目をとめて下さったら嬉しく思います。

大きな樹々、鮮やかな花壇、寛ぐ家族連れや恋人達、小鳥が遊び笑顔がいっぱいの昭和記念公園でしたが
頭上すれすれに沢山のヘリコプターがひっきりなしに飛んでいました。
見上げれば、はっきりと陸上自衛隊、東京消防庁航空隊、警視庁航空隊などの文字が見えました。
広域防災基地・立川飛行場に近い為ですね。
東北に向けて非常時体制にあることを改めて実感しました。

これを書き終えようとする今、22時37分、千葉を震源に震度5弱の地震がありました。
私の所は震度3くらい、でも頻発する地震によって揺れが治まっても暫く怖さは消えません。
東北まで揺れていませんように!と思わず祈ります。

本当に今年の桜は、しず心ない・・ものでした。
来年こそは落ち着いて皆で桜を楽しむことができますようにと心から願っています。



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ムクドリの巣作り

2011/04/16 21:05
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今朝、雨戸を開けたら垣根の上に、見慣れたこの小鳥が2羽・・・。
オレンジ色の嘴と細い脚、すっきりした体型
軽やかに動きながら、しきりに私の庭を覗きこんでいます。
そしてパッと飛び降りたと思ったら、ガーデンシクラメンの株もとに敷いていたワラをつつき、
こんなに沢山咥えて お向かいの屋根に飛んでいきました。

鳥と通じている仲良しのJUNさんに名前を聞きました。
ムクドリですって! Junさん、素早いお答えありがとう!
夕方、大きな群れで空を旋回し駅前のメタセコイアに舞い降りていくあのムクドリ
こんなにスマートなのですね。

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そういえば、先日は新宿御苑のサクラの花びらが散り敷いて、花ニラやタンポポの咲いている中で
しきりに餌を探していましたっけ

こんなにたくさん咥えては、さぞかし飛び辛いでしょう
きっとマイハウスを急がなければならない事情があるのね
若々しいカップルの巣作り
我が家のワラは、もう春になってお役御免です

好きなだけ使っていいよ








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あれから一か月

2011/04/12 22:48
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桜が開花し、野も町も春爛漫 あちこちから花だよりも届いてきます
美しい季節が また 巡ってきました
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本当ならば東北地方からも、そろそろ花だよりが届くころですね
カタクリもショウジョウバカマも、東北の地に待たれている花々です
(写真の花は4/3 薬師池公園で写したものです)
季節を知らせる花を楽しむ日々が早く戻るよう祈ります

一か月たった東京都下に住む私の町の様子をお知らせしましょう
計画停電は当分 中止されホッとしています

でもスーパーマーケットや商店は節電の為 照明も思いっきり消しています
「当店は開店しています」店の入口に大きな張り紙がしてあります
店内が暗いので、外からは営業しているようには見えないのですもの
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私鉄の駅もJRも、プラットフォームのずらりと並んだ蛍光灯は全部消え
券売機や飲み物の自動販売機も最小限しか起動していません
電車も車内灯はOFF、それでも本や新聞を読んでいる人がいますよ

エスカレーターはスーパーのも駅のもストップ、駅のエレベーターはそれを必要とする方々がいますから
動いていますが、デパートなどは3機あれば1機は休止です
まだ商品の少ない棚もありますが、買えなくて困るものはありません

不便そうって思われますか?
それが、ちっとも不便ではないのですよ
やせ我慢などではなく本当です

今までを省み、今起きていることを見つめ、これからの事を考えたとき
自然にそんな状況を当たり前のことと受け入れています

経済を第一に考えて、このたび大きな不安を招いている原発を それでも必要だという考えもありますが
その考え方も見直さなければと思います
お掃除の仕方も、洗濯も、水やりも、その気になると省エネのためにできることがいっぱいありました
小さな暮らしの中だけでなく、生産や都市機能の中でも こうして見直せば
原発のような危ない物を、不可欠だとしないで済む道がある筈です

アメリカのデータによると、原発のコストがどんどん上がる一方で、自然エネルギーの中では一番高くつくと言われていた太陽光発電の値段が下がってきて、今では原子力発電よりも太陽光発電の方が安くなっているそうです

また、以前TVで見ましたが、アイスランドは地熱発電がさかんです
そして発電で出た熱水は 各家庭に配られ暖房や温水として使われています
お湯はまた発電所に帰って行って暖められ循環しています。
その世界で一番優れた地熱発電装置は日本製です

日本には1万カ所も温泉があり、日本の必要電力の半分を賄えるそうです
アイスランドと日本は同じ島国で同じ火山国
電力の半分がまかなえたらいいなと思いました

我慢は苦じゃないこと、やればいろいろな形で省エネに協力できる事が判りました
ちょっと調べただけでも、地熱というものを知りました
きっと地熱以外にも、いろいろあるでしょう

この度は、地球が生きている証しと言うには、あまりにも悲しく大きな犠牲を払いました
それだけで止まらず、エネルギー源として依存していた炉に起こるべくして問題が起きました

未曾有な大きな災害を経験した今が、こうした暮らしの根源を考え直してみる
きっかけになったらいいなと思います
被災から立ち直ったとき、私たちの国のエネルギーの問題が新たな方向を見つけ目指していることを
願わずにはいられません
こんな恐怖の遺産を次代に残さないためにも

愛らしい花でいっぱいの東北の山を歩くのは本当に楽しく、あの山、この山、山上の湿地帯に咲いていた
小さな星のような花は私の大切な思い出です

瑠璃色の美しい星 地球を守るためなら、たくさん我慢できます



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こんなふうに飛んでいます。

2011/04/06 23:56
飛んでいるのは私? いいえ!もっと目に見えない福島発のあれ・・・のことです。

今日は、旬を迎えた茨城沖のコウナゴから放射性物質が見つかり、茨城産の魚が築地でほとんど買い手が付かなかった為、沖に出ていた漁船は漁をあきらめて港に帰って来たそうです。

海ばかりでなく、先日はホウレンソウなどの葉物野菜からも放射能が検出されましたね。

海にも畑にも牧場にも影響が出ているこの時期、いたずらに怖れる気持ちは無用だと思いますが、今、漏れ出している放射能がどのように飛散しているのか知りたいと思っています。
火山灰や花粉の飛ぶ予想は発表されるのに、もっと大事な放射線物質の飛散予報が出ないのは不思議です。
気象庁は やっと政府から指示されて、これらの予想を出しましたが、とても判り辛いです。

中部大学の武田邦彦教授が紹介しているドイツの気象サービス(DWD)の発表した今回の事故による放射性物質の飛散の予報が、見た目に判りやすい上、引用は自由と言うことなので借用してご紹介します。

こうして時間の経過と共に見ると、たとえば4月5日から7日にかけて、福島原発からの風が一旦、南に行き、四国・九州にまで南下し、そこからさらに偏西風で日本列島を縦断して、北海道に達すると予想されています。
もちろん あくまでも予測ですから、必ずこうなるわけではありません。
放射線物質の濃度は、汚染源からの距離の2乗に反比例するそうですし、それぞれに半減期もありますから怖がらなくてもいいという説もあります。 九州や四国、北海道まで来るころには危険ではなくなってるかもしれません。

ただ、たとえどんなに薄まろうと風向きがどうあろうと、こんなふうにUターンして、ほぼ日本中に散らばるということ
が良く判りますね。
こうしたブログによって、いたずらに危機感を煽る気持ちはまったくありませんし、数値から言えば、怖れるに足りないという説もあるでしょう。
でも今 大きな関心の持たれている物が、どのように飛んでいるか せっかく予測が出来ているのですから公表して頂きたいと、天気予報を見るたびに思っています。

着るものや野菜についた放射線物質は、水洗いで落ちることは今回の様々な報道で知りました。
時間と共に蓄積されてきた時、水産物や農産物はどうなるの?
呼吸しているとどうなるの?
体に入ったら、出て行かないの?
体外に出すために一番有効な方法は?

知りたいことは山ほどありますね。

不安や疑問に先手を打って情報を公開し、対策を示す・・・それも大切な危機管理ですから、花粉ばかりでなく、放射性物質も もっと判りやすく毎日 知らせて欲しいと思うのです。





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祈りの響き

2011/04/03 23:54
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春が近づいていますよ
レンギョウが明るさをまき散らし、すみれもたんぽぽも、つくしやわらびも頭を出しています
元気を出しましょう! 前を向いて! くよくよしないで!
被災者は頑張っていますよ メソメソなんてしていられないのです・・・って

たくさん聞こえてくる掛け声に、はい、元気を出しますって頑張ってきましたよ
余りにも悲惨な状態に
心の痛みを抑え切れず胸が張り裂けそうになりながら
現地の方に比べたら、ここで、めそめそなんてしてはいられないって我慢して

でも今夜は悲しみ悼む思いを抑えず 素直な気持ちでTVの画面に向き合いました
教育TVのN響アワー
3/19 アンドレ プレビン首席客演指揮者によるNY州立大学でのN響の演奏
最後は追悼の思いを込めてバッハのG線上のアリア
それは今まで聞いたこともないほど静かで深い演奏でした

3/16 ウィーンの楽友会協会ゴールデンホールでの
ベルリンフィルの追悼演奏会の模様も放送されました
震災後間もない演奏会 
鎮魂への思いが込められ楽団と聴衆が一つの祈りに結ばれていました
曲目の一部を変更して
リトワスキー作曲の葬送交響曲
まるで今夜のために作曲されたような荘厳な曲でした

昨夜はBS3で、サラ ブライトマン、ベンチャーズ、レディ ガガ、クイーン、ホリー コールなどの
応援メッセージと歌を聴き、歌の伝える力の大きさに打たれ、今夜はクラシックで・・・

涙が溢れました

祈りの響きに、心が癒されたことを感じています

そして今、これを書きながら、大好きなユーミンのスペシャルライブを見ています

これは無条件で元気になります

音楽のジャンルは違っても、伝えられるものの深さ大きさに違いはありません

あふれるメッセージを受け止め共鳴して、気持ちが落ち着きました

音を届けることが出来なくても、思いを届けることは出来ます・・・あれ?(*^_^*)
明日はユニセフに送る絵本を荷造りします












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上を向いて!

2011/04/01 22:35
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我が家の一番古いクリスマスローズ、今年も一鉢に102輪の花をつけました。
古い品種ですから しっかりうつむいていますが、こうしてたくさん咲くと庭がパッと明るくなります。

この位の鉢が3つ位ありましたが、昨年の猛暑で一つはすっかり溶けて真っ黒になってしまいました。
本当に暑かったのですね。

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後は、少しずつ集めたクリスマスローズです。
新しい品種は黄色い物、チャーミングな縁取りのあるもの、お馴染みになった八重咲きなど、いろいろですが、この頃は、上や横を向いて咲く物が出始めました。
やはり、花の顔が見えないと どんな可愛いソバカス娘なのか、どんなに魅力的な蕊があるのか見えませんもの!
上を向いて!

あの大震災から今日で3週間です。
切なさ痛ましさ、もどかしさ・・・強まるばかりですが、まっすぐに前に向かって進みましょう。
さあ、上を向いて!








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日本人のモラルに世界から賞賛の声 + 一人じゃない

2011/03/13 23:04
皆さまにお休みのご挨拶をして 若いお友達Lilyさんのブログを訪ね、とても、元気の出るサイトを拝見しました。

惨事に、辛く心痛む毎日ですが、私たちには こんな美点がまだまだ生きていたのですね。

皆様にも是非お目にかけたくて ご紹介いたします。

Lilyさん ありがとう!

日本人のモラルに世界から賞賛の声
http://news.livedoor.com/article/detail/5410078/

それでは、本当にこれで・・・。

あなたたちは一人じゃない
世界中から寄せられたメッセージ 追加致します。3/19

http://www.youtube.com/watch?v=IxUsgXCaVtc





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暫くの間

2011/03/13 22:19
先ほど、東京電力が「需要ひっ迫による計画停電の実施」を発表しました。

それによると私の住む市は、明日は、明朝9時までと、午後13時〜15時、22時以降しか電気が使えないことになりました。

それ以降は、また発表されることでしょうが、こんな事態は暫く続きそうです。

従ってブログは、事態が落ち着くまで 暫くの間お休みいたします。

復旧が進み、不安や こうした非常事態が収束する日が 一日も早く来ることを願っています。

皆さま、くれぐれもお気をつけてお過ごし下さい。

拙いブログですが、どうぞ待っていてくださいね。


                      3月14日 22:18   Tao








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2011-3-11 東日本巨大地震

2011/03/12 16:19
 2011年3月11日 午後2時46分
三陸沖から福島県沖までの500kmに及ぶ大プレートを震源域とする巨大地震が発生しました。
未曾有の震度M8.8。(14日 M9.0に訂正される。これは阪神大震災が1度に1000起きたのと同じエネルギーとのこと)巨大な津波を伴った激震でした。

その時、私は旅の疲れから体調を崩しソファーに横になっていました。
まるで大きなハンモックに揺られるような振幅の大きな気持ちの悪い揺れがきました。
そう、いつもの地震のカタカタと震えるような小刻みな振動はなく、巨大な悪魔に地表ごと掬い取られてしまったような不気味なうねり 恐ろしい揺れが本当に長い間続きました。
写真立てが落ち、天井から食卓の上に下げた3つのライトがぶつかり合い、庭の太いヤマモモの木が幹ごと大きく揺れました。

旅の後でもあり、野菜も食料もなかったので夫に買物を頼み、メモを持って家を出ようとした所でしたが、2〜3分違いで災害時 傍にいてくれることになり 本当に有難く思いました。

電気、ガスが止まり、水は大丈夫。(ガスは緊急停止ボタンを操作すれば回復したことを後になって知りました)
これほどの激甚な災害とは知る由も無かったので、明るいうちにと卓上コンロを使って 残っていた白菜とローマイヤのベーコンとソーセージでクリームシチューを作りましたが、牛乳もない!
ルーは手作りしていましたが、昔、ホワイトシチューの素?という箱を買ってあったのを思い出し使いました。
矢張り、後から見たら賞味期限は1年以上前に過ぎた代物でした。
「明るいうちに頂きましょ」トランジスタラジオを聞きながら早めの夕食。

ラジオは震災と津波の様子を伝えていたはずですが、これほどとは実感がわきませんでした。
呑気に夕食をおえ、暖房具が使えないので、湯たんぽだけが頼り。
優しい暖かさを抱いて布団の中。それからは、暗闇の中で携帯を手に親類や家族との連絡を試み続け・・・。
その間も、経験したことのないうねるような振幅の大きな不気味な揺れは続きました。

やっと安否を確認しあったころ、8時間ぶりに電気が付きました。日付が変わろうとする頃でした。
百聞は一見に如かずとは、真理だと今になって判ります。
TVに映し出される災害の大きさに息をのみました。
街ごと村ごと 津波に叩かれ流され炎に包みこまれてゆく様をみて言葉を失いました。
シチューを作った、知らぬが仏のカラ元気が恥ずかしく申し訳ない
今、この惨状を見た後は、シチューを作るなどという気持ちには到底なれず、呑気さが信じられない気がします。

どこから、誰が 手をつけたらいいのか。
余りにも大きな災害、復興を願うなんて気安く口にすることさえ憚られる甚大な被害。
自然。その恐ろしさにおののきます。
進歩した科学と技術も自然を前にかくも無力とは。

東京都下では 一時すべての公共交通機関がストップしましたが、被害地に比べればどれほどの事でもありません。 現地の方々や、阪神大地震を経験された方々の恐怖、不安を今更のように感じます。

山男がいるので水を注ぐだけで食べられるアルファー米、非常食、コンロ、懐中電気に、レスキューシート、ヘルメットなどなどが準備できていたことは とても心強いことでした。
二人とも、ささっと それらをザックに詰め、玄関に山靴を揃え、揺れている間はヘルメットを被っていました。
 
レトロな暖房具の湯たんぽ ロウソクにも心身ともに助けられましたし、沢山の予備の乾電池、ガスがあったことも心強かったことです。そして手動の携帯充電器の必要性を教えられました。

これを書いている今も、強い突き上げるような揺れを感じました。
15時55分。震度3くらいでしょうか?

被災地の一部に電気が通じたそうです。良かった! 心からのため息が漏れますが、何もかも根こそぎ奪われ不安と寒さと絶望に襲われている方々の安堵は、いつのことか まだまだ見通しもつけません。

ああ、昨日の魔の時から丸一日と1時間が過ぎました。
この大きな天災を前に暗く重い気持ちです。
自分のことなど何もしたくない! 一人でも多くの人に助かってほしい。
祈るような気持ちで現地を見守った一日。
気持ちを奮い立たせてブログを書きました。







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いつまでも・・・。

2011/03/05 20:29

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遠く札幌に離れて住む孫娘

今日は、生まれて367日目

初めての桃の節句とお誕生日のお祝いをしました

しっかり抱っこする大きな手、そっと添えた私の手

健やかに育ってね! しあわせにね!

明日は東京に帰る祖父母の願い

届きますように


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瞬きもせず、じ〜っと見つめるものはなあに?
おばあちゃんの一番好きな写真です








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セツブンソウ

2011/02/27 23:01
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近所の友達の庭にセツブンソウが咲きました。
節分草 その名の通り、2月の厳しい寒さが ほんの少し緩み始めるころに咲く花です。
雪解け頃、ほんのひとときだけ地上に表れて花を咲かせた後
一年の殆どを地中に消えてしまう可憐な花。
生える場所の地質(石灰岩地)や植生を選び、環境が変わると あっという間に消滅してしまう儚い花です。

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そんな希少な花が 今年も お友達の庭の大きな染井吉野の下に20株ほど咲きました。

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友達は、採った種をせっせと撒いて育てています。
上の写真の小さな5mm位の一枚葉が去年撒いた種が芽を出したもの
その傍でクシャクシャと裂けたような葉っぱが2年目、種をまいて一つ花が咲くまで3年から4年かかるそうです。
小さい間は飼い猫が踏んだだけでも枯れてしまう程 か弱く繊細とのこと。

増えもせず減りもせずに12〜3年
そんな小さなもろい命を長い間損なわずに育てているのですね!
粗忽な私には真似のできないこと。

バラや菊やボタンなどを華やかに咲かせるよりも、この5〜6cmもない高さ、地表に出ているのは 
ほんの束の間の植物を育てる方がずっとずっと忍耐のいる難しい事かもしれませんね。
いつも優しくって静かだけれど凄いパワーの持ち主です。

すっかり寒くなった道を彼女の笑顔を思い出しながら、ゆっくり歩いて帰りました。
お土産に頂いたのはプリムラ・シネンシス。もちろん種から育てた花です(*^_^*)
ありがとう! 大切に育てますね。














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クライストチャーチに寄せて

2011/02/23 21:29
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ニュージーランドの美しい都市、クライストチャーチに直下型地震が発生し 大きな被害が出ている。
昨日、夕方のTVニュースを見て驚きました。
見慣れた大聖堂や新聞社が崩れ落ち、大きな木々が茂り 花であふれていた街の様子はがれきの山と変わっています。
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8年ほど前、ニュージーランドの南島を訪れ、ここの他、クイーンズタウン、マウントクックに1週間づつ泊まり
ルートバン・トレッキングやMt.クック登山などの山歩きを楽しみました。
園芸好きな私は「世界で最も美しい庭園都市」というフレーズに惹かれて、ここクライストチャーチには5泊して
庭巡り、街歩きを楽しんだのです。
滞在したホテルから200m位のところにあった、上の写真の大聖堂も崩壊してしまいました。
毎日のように通った郵便局、毎朝、朝食をとった大聖堂前のカフェテラスも見つけられません。

報道されているように確かに19世紀に建てられた石積みの建物が多く
咲き溢れる花や樹々、緑の芝生にマッチしていましたが、それが大きな被害の基になったとは・・・。
耐震工学では日本をリードし、その理論に基づいて、日本の耐震建築が発展したそうですが、先進的な理論と
景観の保存、街づくりの理念が一致を見なかったのですね。

第二外国語が日本語と義務付けられているせいか とても親日的で、街中には日本食、日本車が溢れ、
陽気で人なつっこいキーウィ達。
一週間足らずの滞在でしたが、のびやかな幸せな気分で愛し親しんだ 
美しい街の 一日も早い復興作業と被害者の救出を祈るばかりです。



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雪渡り

2011/02/13 02:02
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今日は本当に凍てついた一日でした。
朝方のかなりの雪も水気が多くて積もりませんでしたが、寒気は今年一番だったでしょう。
今、午前1時、今夜は一人。
ゆっくりと好きなことをして、少し夜更かし。そろそろ寝ようと空を見ました。

ラピスラズリのような空に、星がたくさん煌めき、またたいています。
キーンと尖った寒気が押し寄せてきましたが、あまりの美しさに冷たさも忘れて見とれました。
(夜空の星を写したのですが・・・(ー_ー)!! )

鋭い寒気に ふと、宮沢賢治の「雪渡り」を思い出しました。

雪がすっかり凍って大理石よりも固くなり、空も冷たい滑らかな青い石の板でできているらしいのです。
「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」
お日様がまっ白に燃えて百合の匂いを撒き散らし、また雪をぎらぎら照らしました。

木なんかザラメを掛けたように霜でぴかぴかしています。
「堅雪かんこ、しみ雪しんこ」
四郎とかん子とは小さな雪靴をはいてキックキックキック、野原に出ました。


・・・・それから、二人が子ぎつねの紺三郎と仲良くなり、森の幻燈会に誘われ・・・。

懐かしくなって「雪渡り」を検索しました。1921年生まれのこの作品は青空文庫となって公開されていました。
「かた雪かんこ、しみ雪しんこ」子供たちが歓び、楽しみそうなこのフレーズは、
それもそのはず岩手の古いわらべ歌だそうです。
小さな声で朗読してみました。
リズミカルな言葉で、小狐とのワクワクするやりとりが展開し、賢治独特の自然界の描写が面白くて
最後までやめられません。

長いこと朗読に携わっていました。
難しい専門書やあらゆる分野の本を読みましたが、小さな子供たちに こんな本を読んであげたくなりました。
3月に初誕生の孫娘、早く言葉が判るようにならないかな。
もう一度、「雪渡り」の始まりそうに冷たい夜空の、煌めく星を眺めて眠りましょう
おやすみなさい
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良く眠りました。
やはり昨夜の冷え込みは厳しかったようで、今朝は 庭のパンジーもハボタンも
バラの芽も、何もかも凍って霜の花のようでした。
キラキラ眩しい陽射しに、あっという間に溶けてしまいましたが・・・。









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CP+2011

2011/02/11 23:37
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先日、横浜港に隣接する、みなとみらい地区にあるパシフィコ横浜で開催中のCP+2011 Camera & Photo Imaging Showに行ってきました。

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国内の殆どのカメラメーカーや周辺機器やソフトなどのメーカーの展示とデモンストレーションの会場は、カメラファンの熱気に包まれ大盛況でした。
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それぞれのブースには綺麗なモデルがポーズをとってカメラマンに囲まれ、私たちも人の隙間から やっとパチリと!

新機種の展示と試用、貸し出しなどがあって、あれこれと触ったり、説明を聞いたりしているうちに、いつの間にか ずしりとした豪華なパンフレットをいっぱい手にしていました。

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運転免許証を見せるとSonyのα33,α55のどちらかの一眼カメラを1時間借してくれます。 
この機種の自慢の高速連写などを試しましたが写した写真は持って帰れないので、お友達も私も撮る張り合いをなくし早々に返してしまい、使い慣れた自分のカメラで高速ではない撮影で、デモンストレーションの自転車のショーを写しました。何のことやら! 

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ずらりと並んだカラフルなカメラはPENTAX K-rのオーダーカラー。奇抜ですね。
クラシックなボディのカメラは発売前のFine pixです。素敵でしょ?
シャッタースピードのダイヤル、ボディの質感、ガラス越しで上手に写せませんでしたが、馴染みのコンパクトデジカメとは違った新しいタイプのカメラ 試用の行列の長さが人気と魅力を物語っていました。
いろいろ写したような気がするのに、肝心な写真が無いようです・・・、今に限ったことではありませんが。

カメラマニア群に混ざり熱気に煽られ、何もかも珍しく面白くて感心!
初めてのカメラショーを楽しみました。


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Junさんの水彩画

2011/02/05 21:17
春立つ日って何だか心が浮き立ちますね。
丁度、この日をはさんで友人のJunさんが所属するグループの水彩画展が開かれ
いそいそと見に行ってきました。
明るい陽射しの射し込む広い会場。
それぞれの作品は個性が発揮されていてバラエティに富んでいるのに、
会場全体は心地よい調和で充たされていました。
Junさんの作品は3点
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描きたいものがあれば、一直線に車を飛ばして描きに行く
活力にあふれたJunさん
八ヶ岳倶楽部の絵も、そんな一枚
丁度つま先を痛めていて靴の先を切って指が当たらないようにして運転して行ったのでしたね。
大好きな所に着いた喜びが伝わって来ます。
 
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チューリップの絵も大好き!
美しい花束を、そっとそこに置いた人のたおやかな手の動き
眼差しまで描いてある!って思います。

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健康な私の数倍もエネルギッシュに行動するJunさん
厳しい手術を乗り越え、今日もお友達に囲まれて忙しそう
彼女の周りには華やかさと気持ちのいい和やかさが漂っています
Junさん、素敵な作品をありがとう!

彼女のもっともっと魅力的な一面と、その素晴らしい映像のご紹介
またの機会に致します
ご期待ください!






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恵方巻と恵方撒き?

2011/02/03 22:29
今日は節分。
すっかり冷え込んでいた気温も緩み暖かな一日でした。

市民ホールにお友達の水彩画展を見に行った帰り、恵方巻きを買ってきました。
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昨年は初めて買って来たのに、恵方を向くことも黙ることも忘れて食べてしまったので、今年こそはちゃんと習わし通りに食べましょうねと約束。
ウドのおすましと、ブロッコリーとエビを炒めた物を用意して 食卓に付き 体を南南東にねじって・・・、さあ!と夫を見たら、お寿司を縦に握って乾杯!のように掲げました。私も合わせて乾杯!?
黙々と食べる習慣がないので、うっかりしゃべってしまいそう!何しろ切らない巻きずしにかぶりついているのですから、可笑しくて つい色々話したくなるのをこらえます。
なかなか難しいなあと振り向いたら、ぎゅっと目をつむって食べています。なるほど、相手が見えるとしゃべりたくなりますからね!

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庭にはメジロのカップルが来て、こちらも仲良く食事中です。
植えたばかりのクリスマスローズを保護するために敷いたわらの中に潜り込んで、何かをついばんでいます。
写真は部屋の中から撮ったのですが、3枚のガラス越しですから ちょっと変ですね。
昨年末にKさんに手伝って頂いて作った発酵堆肥 米ぬか、油粕、骨粉、糖蜜、EM菌等を混ぜ何か月も熟成させて、とてもいい堆肥が出来たので、わらの下に たっぷり撒いてあるのです。
甘くて良い匂いのする この堆肥は メジロにも草花にも いい作用をしてくれそうです。

敷き藁にはヒヨドリ、ツグミ、シジュウカラ等が しょっちゅう来ていますが、そんな鳥たちの物では無さそうな、特徴のある白く長細い落し物があります。
この落とし主は誰? 夜のうちに何かがくるのでしょうか?

自然素材の堆肥撒きは、鳥たちには美味しい”恵方撒き”なのかもしれません。


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パンフルートを聴きに行って・・・。

2011/01/23 15:39
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皆さまはパンフルートってご存じですか? 上の写真が、そのパンフルートです。
ギリシャ神話に出てくる牧神パーンが持っている 最古の楽器とも言われる葦で作った笛です。

アンデス地方のフォルクローレに独特の哀愁を添えている楽器サンポーニャや、正倉院にも所蔵されていた雅楽器 笙などの基になった古い楽器だそうです。そう言うと、なんだか音色も想像できるでしょう?
今日は、そのパンフルートのコンサートでした。

住まいの近くに、可喜庵という小さな古民家があります。茅葺の古民家を保存、修復し、小さいながらも心に響くコンサート>やクラフト展、住まいに関する集いなど、ピリッとした魅力のある催しをしていて、良くお邪魔します。

パンフルートはザンフィルのCDが好きで、音には親しんでいましたが、楽器や演奏法を見るのは初めてでした。
演奏は素粒子原子核理論というものを専門とする広島大学の教授、中村純先生。数少ないパンフルート奏者です。
難しそうなご専門なのに、ユーモアと茶目っ気のある楽しい方で、演奏は深い心のこもったものでした。
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曲目は アヴェ ベルム コルプス
     天使のパン
     ジュピター
     Peacefull Wind などなど。

黒光りのする太い簗や柱、障子窓に囲まれ、思い思いに違った形の椅子に座ったり、あぐらをかいて、マイクロフォンを通さない不思議な笛の音に 心を預けました。

演奏会が終わり、おいしいお茶とお菓子が出て いつもながらの和やかなお開きとなり、私は真っ先にフルートを吹かせて頂きました。
あっちこっち吹いていろんな音を出してみました。もっといろんな事をしてみたかったけれど順番なので我慢、我慢。

最近は殆ど竹で作るそうですが、今日はパレスチナのオリーブの木で作った笛も使いました。
そのいきさつをパレスチナを支援なさっているという牧師さんから伺い、パンフルートの音色に、平和を願う強い思いが込められていたことを知りました。
演奏と同時に、パレスチナの深刻な状況が、可愛い子供たちの映像を通して紹介されました。
穢れのない無邪気な子供の足元にいくつも転がっている爆弾、本当ならば頭の上に伸びているのは緑の木の枝の筈なのに、戦車から突き出された長い銃。

一緒に行くはずだったお友達が、当日風邪でダウンしたので迷いましたが、出掛けて良かった。
パンフルートや、演奏の仕方を間近に眺め、触り、吹かせて頂く楽しい経験ができた上、その優しい音色に重ねて 世界のどこかに 今も苦しみ人間の尊厳を奪われている人々がいることを心にとめることができたから。

いつも死と隣り合わせの女の子が言ったそうです。
「私はね、学校の先生になるのよ。 もし、私が大人になれたらね・・・
大人になるまで生きていられないかもしれないと知っている幼い子供。
殺伐とした街角で、パンフルートに合わせて歌っていた大きな瞳の女の子の言葉です。

あら!今日は珍しい楽器 パンフルートをご紹介しようと書き始めましたのに・・・。
 




可喜庵
http://www.suzuki-koumuten.co.jp/indexkakian.htm



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木製百人一首

2011/01/17 17:22
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先日、俳句・短歌の会の新年会があり、お当番になりました。
何か楽しい趣向は?と考えて、席は珍しい木の百人一首を使って決める事を思いつきました。

昔、お向かいのKさんの家で遊んだ木の百人一首が、文字が難しくて なかなか読めず とても面白かったので、それを拝借したいなと思い伺うと「子供達は、この字が読めないので、これでドミノ倒しばかりしていたのよ。やっと百人一首らしく使って
もらえるのね」と喜んで貸して下さいました。

立派な30cm角くらいの桐箱に収まっていて、打ち紐で結んであります。
朴ノ木製の取り札は、縦6cm 横4 cm厚さは5mm位で、勘亭流と万葉仮名を混ぜたような独特の文字が書いてあり、
読み札は紙製のごく普通の物で、桐箱の真中に収まっています。
100枚の木の札ですから、ずしりと重みがあります。

木の百人一首は、今も北海道で多く使われているそうで、Kさんのご主人も北海道富良野出身です。
おかげさまで、読み札を受け取ったものの取り札の文字がなかなか読めず、賑やかな席決めとなりました。

[おまけ] 取り札の読み 右列上から下に

(ひさかたの光のどけき春の日に) しず心なく花の散るらむ 
(このたびは幣もとりあへず手向け山) 紅葉の錦 神のまにまに
(春過ぎて夏来にけらし白妙の) 衣干すてふ天の香久山

残りは・・・? どうぞ皆さまも読んでみて下さい!


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冬の散歩・どんど焼き

2011/01/15 11:52
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明るい陽射しに誘われて、近所の遊水池に水鳥バンを見に出掛けたけれど池にはカモばかり。
大きな柳の木にはいつものアオサギ?
向こう側に回れば、カワセミがいるけれどパスして
真光寺川に沿って歩きました。
コサギとダイサギが仲良く獲物を狙い次々と小魚を捕えていました。

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周りの丘は、明るい陽射しが地面に降り注いで、

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大きなケヤキの木にヤドリギがはっきりと見えて、沢山の鳥が憩い飛び立ち まるで鳥のなる木のよう。


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セピア色のなか、吐く息が真っ白。

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昨日は1月14日 左義長の日でした。遊水池近くの広場には「どんど焼き」の準備が整っていました。

帰りに野菜を買おうとJAに立ち寄ったら、2m位の木の先が5〜6本に枝分かれした
面白い形のフォークのような物が立てかけてあり、
次々と買われています。
先の枝々にお餅を付けて、どんど焼きにかざして焼くのだそうで、
毎年1月14日だけ売られるそうです。
初めて見ました。
なるほど!これなら楽に幾つかのお餅が焼けますね。

「つい先ごろまではね、そこらの山に入って、こんな枝を取ってきて自分達で作ったのですが、
この頃はなかなか勝手なことが出来なくなりました」
まだ40代くらいの人が教えてくれ
トン!と地面に木を立てて、快く写真を撮らせてくれました。

「そこらの山」って近くの雑木林に顔を向けた時、
ちらっと目もとに優しさがのぞきました。
きっとこの土地に楽しい思い出があるんだなあ!
 
今日は子供達に どんど焼きの楽しさを教えてあげるのですね。



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お勧め みかん鍋

2011/01/07 23:33
 今日はこの冬一番の冷え込みとなりました。
こんな寒い日には、みかん鍋に限ります。
みかん鍋!珍しいでしょう? みかんを鍋に入れるのではありませんよ(*^_^*)

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材料は大根と豚バラ(我が家は脂肪を抑えてロースにします)とミカン これだけ。

簡単な作り方です。
大根を厚さ2〜3mm、長さ4cm位の拍子木に切ります。二人で大皿に山盛り!
三浦大根などの煮込み用がおすすめです。

後は大根おろしをたっぷり用意し、ここに輪切りにしたミカンの実をスプーンでたっぷりほぐし入れ、
果汁も絞り込みます。
準備は、これだけ!

土鍋に昆布と水を入れて大根をグツグツ煮込み、ロースを入れて、ミカン色に染まった大根おろしで頂きます。
ユメユメ葱だの生シイタケなど入れない 大根だけ!これが肝要。
大根ってこんなに甘くてしっかりと滋味のするものだったのかとビックリします。
あっさりしていて美味しくって いくらでも食べられます。
甘いのは嫌かな?と、最初は柚子やスダチも絞り込んでみましたが、最近はミカンだけ。

塩分ゼロの主菜って珍しいでしょう?
そして、不思議なことに毎食後の楽しみの「お食後」も、あれほど好きなお茶も 全然欲しくないのです。
美味しさがいつまでも残って、体もポカポカして、お勧めの逸品です。
お試しください



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大切なもの

2011/01/03 16:51
明けましておめでとうございます。

難題を抱えたまま先の見えない世情ですが、穏やかな三が日の東京地方です。
年末年始を孫達と箱根と真鶴で過ごし、今日から又 普段の暮らしに戻りました。

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パノラマ台からの富士。 南アルプスが白く輝いていました。


海鳥が盛んに舞う海を眺めながらくつろいで新春を迎え、真鶴の貴船神社に初詣して孫の健やかな成長を
お願いしました。 下の鳥居から本殿までは108段の急な石段を上ります。
山女ですから、9Kgの孫を抱っこしてトントンとリズムよく上り お参りしましたよ。

下りてきた時、やさしい声が聞こえました。「もう私は上まで行けないから ここでお参りしに来たの」
杖を手にした、黒い帽子とコート姿の ご婦人でした。
一瞬目に入ったお顔は静かで満足そうに微笑んでいるようでした。

上の境内までは、どこかから車道も通じているようでしたが、連れてきて下さる人はいなかったのかしら?
それとも自分の足で、本殿を見上げられる所までいらっしゃりたかったのかな?

大切なもの。永年培った信仰や習慣。年の始まりのけじめ。
それを守ろうとして身なりを整えて一人で足を運び ほっとして穏やかに石垣にもたれていた人

今年(と言ってもまだ3日ですが)出会った一番美しい人
この方のこと、ずっと忘れない気がします。難しくなっても、私も大切なものを守って行きたいから。

のんびり気まぐれなブログですが、支えて下さる皆さまに感謝の気持ちでいっぱいです。
どうぞ今年もよろしくお願いいたします。

皆さまの大切なものが いつまでも守られますように!

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歳末の こどもの国

2010/12/29 22:25
 
今年も あと二日で終わろうとしています。皆様には、どんな一年だったでしょうか? 
出来なかったこと、出来なくなったこと 歳を重ねるといろいろありますね。

お正月を一緒にと、また飛行機に乗って来てくれた孫たちとこどもの国に遊びに行ってきました。
広々としたこどもの国には、たくさんの親子連れ。
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落書き広場では、チョークで夢中になって思いっきり楽しむ子供。

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大きな欅のある広場では凧揚げを楽しむ親子。

キャッキャと声を上げて喜ぶ10か月の孫娘。

冬枯れの芝生が暖かく広がり、大きな欅が影を映し、和やかな年の瀬の公園でした。

この一年、拙く雑然とした気まぐれブログをお訪ね頂き
ありがとうございました。
ブログ友達、見てくださる皆様にたくさんの元気と楽しみを頂き
ブログの楽しさに目覚めた一年でした。
一人一人の皆様に、心から御礼申し上げます。

どうぞ良いお年をお迎えください。
そして来年もまた、よろしくお願い申し上げます。




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60年物のオーナメント

2010/12/22 00:23
 「師走というのになあ!」と思いつつ、今日はのんびりと過ごしてしまいました。
行くはずだった写真の初級講座の日とは露ほども思わずに・・・、おまけに もう一つの会の新年会の段取りなどして。
ハッと気づいたのは夜。古い手帳から、新しい手帳に書き写す時に間違えたのでした。
今日はいろいろと伺いたいこともあったし、何よりも私に必要な露出の勉強だったのに。
お友達ともあれこれお話しする約束もしていました。

ストンと落ち込んでしまいました。
悔やまれる今日の失念、なぜ間違えたのだろう?
夕方からの雨が激しくなりました。気持ちは落ち込むばかりです。
そうだ、あのオーナメントを出そう!
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私が、まだ小学校の低学年の時からクリスマスツリーに飾り付けていた、そうです60年以上経ったサンタさんです。
ボディは針金の入ったモール、顔は泥粘土、お髭は脱脂綿? 
小さな家も4軒、こちらも粗末な厚紙を切り抜いて、絵の具で色付けしてあります。
長靴も紙に銀紙が張り付けてあって、赤い線はセロファンを細く切って付けてあります。
紙に銀紙を張った軽い軽いベル、葉っぱのヒイラギやリボンも紙に色の付いたセロファンが貼ってあります。
ヒイラギとベルをつないでいるのは、小さなガラス玉をつなげたもので紙よりも薄い感じです。

これを お読みになるほとんどの方はモールも泥粘土も、セロファンもご存じないでしょうね。
戦後の何もない時代、こんな儚く粗末な素材で今でいうオーナメントを作っていたのですよ。
とても粗末な材料なのに、少しも銀紙が剥げたり薄いセロファンを切って貼った線や、綿の髭が取れたりしていないのは、きっと丁寧に作って下さったからですね。

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右端の大きなサンタクロースはハワイ生まれ。新婚旅行のお土産に、お嫁さんがずっと手に抱いて連れてきてくれたものです。 こちらは、まだ15年くらいかな。

先日のクリスマスツリーを飾ったのとは反対側の「出窓」に、こうして 私の子供の頃からのと、外国生まれのサンタさんを飾りました。
夜も更けてきましたが、今年最後の充実したはずの一日を不意にしたことを忘れたくて、せっせと写真を撮りブログを書きました。 

久しぶりに懐かしい対面でしたが、ペシャン!と喪失してしまった自信はなかなか・・・です。
雨音が激しくなってきました。お布団をかぶって寝ます。
おやすみなさい!


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