Taoつれづれ

アクセスカウンタ

zoom RSS 朗読の力

<<   作成日時 : 2014/10/23 20:36   >>

トラックバック 0 / コメント 6

誘われて朗読を聴いて来ました
近くのコミュニティホールのシンプルな一室
急ごしらえの小さなステージ
大きな甕にたっぷり活けられたススキが照明に映えていい感じです

第一部は4人のメンバーそれぞれに好きな作品を披露
第二部は浅田次郎の「雛の花」を全員で交互に読みました

豊かな束髪に黒いお召が似合う人
やんちゃな少年のような人
シャンソンでも歌うかと思わせるシンプルなドレスの人など
それぞれの作品に合わせた装いもいろいろで、楽しく拝見しました

どなたも朗読の名手でした
生き生きとしていて それぞれの作品の時代、場所に生きているような気持ちになりました

朗読は、作品を深く読み抜いて、言葉や間合い、リズムや作者の思いを読み取るという受け身の作業と、
その全てを自分の声で伝えるという主体的で とてもアクテイブな行為の二つがあって出来るものです

二つの作業を、その瞬間その場で、自分の発する声によって聴き手に伝えようと緊張しながらの作業です

声に宿る不思議なエネルギー、魅力
聴き手を惹きつけているのは、作品と共に、目の前に佇んでいる人の息遣い発声です

私も長い間、朗読をして来ました
幼稚園に入った子供たちが遅めの結婚をしてもなお・・・

プロではない皆さんに、こんなに素敵な朗読を聴かせて頂いて、眠っていた何かがパッと反応しています

素敵な朗読、いい本だったなあ!私も読んでみたいなあ
図書館で、今読まれた浅田作品が無いかと探しました
未だ読んだことのない浅田次郎の棚に、これだ!とひらめくものがあって開いてみました
講談社から出た浅田次郎著「霞町物語に、聴いたばかりの「雛の花」が入っていました
画像

これは高度成長期 東京の麻布、青山、六本木に挟まれた霞町を舞台にした、著者の自伝的な短編集です

生き生きとした朗読に何かをかき立てられて、家に帰りソファーに掛けるなり、私は勢いよく朗読し始めました

開発される前の六本木界隈を思い出しながら、登場人物になり切って辺りが暮れなずむまで  
こんな読みを続けてみたいな

明日は歌の会で、同じホールに行きます
図書館のフロアで、声に出して読みたくなる作品を探してみるつもりです




月別リンク

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
声の力ってありますよね。
発声することも聴くことも。
旅に出て、地元のボランティアガイドさんの話を聴くのが好き。
その声と情景が深く記憶に刻まれるの。
年齢と共に段々と見る力が衰えるでしょう?
そうすると他の感覚が発達するように思います。
MONA
2014/10/24 21:39
朗読を聞いていると自分で活字を追っているときとはまた違った
想像力を掻き立てられます。
私は人前で朗読をすることはできませんが誰もいない部屋で一人・・、
声に出して活字を読むことがありますよ。(誰もいない時ですよ。苦笑)
ikako-27
2014/10/25 14:10
Taoさんの三時草の記事をを勝手にリンクさせていただきました。
事後承諾でごめんなさい!
ikako-27
2014/10/25 14:13
MONAさん
”声の力ってありますよね”そうですね!
時には顔の表情よりも雄弁なことも・・・。
旅で聴いたボランティアさんの声には、いろいろな
ものが詰まっていたのでしょうね。
耳を傾ける方々に聴いて頂く喜びや、郷土愛を自分の言葉で
語る嬉しさ、誇らしさ。
見る力も感性も、もちろん発声も衰えています。
補えるものってあるかなあ? 
何かあるような、無いような(^_^;) 
Tao
2014/10/25 20:25
ikako-27さん
いつか、”銀の雫 降る降る”や、宮沢賢治の詩をご紹介
した時に頂いたコメントを拝見して、あ、ikakoさんは
きっと声になってお読みになるのが お好きなんだなあって
思いましたよ。歌を口ずさむのもお好きでしょ?
この本、東京っ子の気風や、ちょっといかした登場人物の魅力
があって、お育ちになられた東京の風を思い出される事でしょう。
声に出して読みたくもね(^_-)☆
Tao
2014/10/25 20:43
ikako-27さん
お礼を言うの忘れました。リンクして下さってありがとう!
三時草、まだまだ咲いていますね!
Tao
2014/10/25 20:45

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
朗読の力 Taoつれづれ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる