Taoつれづれ

アクセスカウンタ

zoom RSS 谷戸の畔桜(あぜざくら)

<<   作成日時 : 2014/04/16 00:01   >>

トラックバック 0 / コメント 6

度々、ご紹介している近くの里山。 谷戸の奥に咲く一本桜に会いに行って来ました。
新緑の尾根に挟まれた小さな棚田の畔に、お目当ての桜が花時を迎えて待っていてくれました。
樹齢は、おおよそ200年といわれ、まるで谷戸の主のように伸びやかに育っています。
画像


一般に「五反田谷戸の一本桜」と呼ばれていますが、地元では昔から「五反田の畔桜(あぜざくら)」と呼んでいるそうです。
藁ボッチを従えて、小さな谷戸に咲くこの樹、いい名前で呼ばれて来たのですね。
近づいてみると、紅色の葉が出ていて、どうやらこれは山桜でしょうか。

画像
愛らしく、懐かしい藁ボッチ。
地面にそのまま置いておけば腐って土に還ってしまう大切な藁も、こうして組んでおけば雨が降っても中まで
濡れないで保てるそうです。
昔の知恵、今のハイテクニックに負けませんね、負けないどころか何の機械も道具も使わないで、ただただ熟練の知恵と手の技で、その場所の景観も環境も汚すことなく、稲の育った場所に稲わらを保存しているのです。
自然を相手に、豊かな頂きものを大切に扱うところから生まれた手の技、知恵の力、凄いなあ!

雑木林に見守られ、村人に守られてきたこの谷戸と桜。藁ボッチのある風景。
思い出すたびに、ホッとし暖かい物で胸が充たされます。

画像
小さなため池に花筏が浮かび始め、良い時に出会えたようです。

この桜は山田洋次監督のお気に入りのようで、藤沢周平原作の映画「蝉しぐれ」や「たそがれ清兵衛」などでも
大切な場面で使われています。

小さな棚田の畔桜、映画を見た方々の心の中にも、下級武士の誠と面影と共に咲いているのでしょうか?






月別リンク

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
素晴らしい景観ですね。
Taoさんの捉え方がまた素敵〜!
自然と共存している里山の暮らしに学ぶ事がたくさんあります。
すべて土に還ることがすごい。
MONA
2014/04/17 20:48
MONAさん
里山をゆっくり歩いてみると、本当に自然と人との共存の宝庫
だなあと思います。
MONAさんの一万分の一位は、実感出来たかなあ?
里山は誰が撮っても、どこを撮ってもいいの。
本当よ(*^_^*)  後は・・・(ー_ー)!!
Tao
2014/04/17 23:08
藁ボッチ、、っていうんでしたか、、
知りませんでした〜、しかも、そんな役割が、、、
いろいろ勉強になります!、(*^_^*)
そういえば、
この頃あまり見かけなくなりましたね、、、
きぬえ
2014/04/18 16:20
きぬえさん
里山って、日本人の心のふるさとだなあって思います。
暖かくって濃やかで、自然と人の営みのバランスが
絶妙で、繊細な美しさに打たれます。

Tao
2014/04/18 21:31
この里山、四季折々どの季節も素敵ですね〜♪
私たち日本人の心の中にある懐かしい原風景です。
藤沢周平の小説を読むとこんな美しい情景が目に浮かぶような
場面がよくありますね。
こんな里山をいつまでも残して欲しいと思いますがきっと皆さまの大変な努力があるのでしょうね。
ikako-27
2014/04/21 14:43
ikako-27さん
国内の山はもとより、スイスアルプス、カナディアンロッキー、
アラスカ、ニュージーランド・・いろいろな山に登り、これこそ
世界一の絶景だ!と感激したものですが、今、この里山のあ
る場所に落ち着き、こうして一緒に歩けるご近所さんが出来
ました。
私達夫婦にとって、ここはどこにも代えられないふるさとに
なりました。
Tao
2014/04/21 22:21

コメントする help

ニックネーム
URL(任意)
本 文
谷戸の畔桜(あぜざくら) Taoつれづれ/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる